HISTORY
感謝と情熱が紡いだ80年の物語
「全員職人宣言」で歩む、
愛される一世紀への軌跡
1946年の創業以来、私たちは「おいしい」の先にある笑顔を思い描き、誠実なものづくりを貫いてきました。2026年、80周年という節目を迎えられたのは、ひとえに皆様の支えが あったからこそ。その歩みは、皆様の日常に寄り添い続けた感謝の歴史です。
1946年:竹内製菓創業
職人の原点:「今ある素材で、最高に美味しいものを」
飢えの時代、技に託した「誠実なものづくり」 終戦直後の食糧難。米菓を志しながらも米が使えないという、職人にとって最も辛い時期からのスタートでした。 創業者は当初、当時入手することのできた砂糖や芋を仕入れ、ようかんや飴づくりを始めました。甘いものが貴重だった時代、人々にひとときの幸せを届けたいという一念でした。
念願の米菓へ
1948年、ようやく主原料である米を仕入れる事ができるようになり、農家を一件一件訪問し原料調達をしました。大谷石で組んだ石窯で手焼きする「甘柳」「胡麻芦辺」は、職人の誠実さが味に宿り、米菓メーカーとして歩む私たちの第一歩となりました。当時は「甘い=ごちそう」という時代背景から、甘じょっぱい米菓である「甘柳」「胡麻芦辺」が人気となりました。

創業当時の様子(1952年頃)

創業者自宅兼工場(1957年頃)

工場にて(1978年頃)

一斗缶入りの「高級米菓」
(1985年ごろ)
成長と進化:1970年代~
時代背景と挑戦
1970年代、日本は高度経済成長を経て「飽食の時代」へと移り変わります。ライフスタイルが多様化し、大量生産・大量消費が主流となる中で、私たちは改めて自分たちの存在意義を問い直しました。 団地やスーパーマーケットの普及により、米菓も「特別なもの」 から「日常の団らん」へと定着。ボリューム感があり、満足度の高い商品が好まれるようになりました。大量生産の波が押し寄せる中、工場を増設したり設備投資をしながらもあえて原理原則に伴う伝統製法は守りつつ、自社独自の製品を生み出す為に邁進しました。1980年代には、ふわっと軽い口どけのあるスナック風米菓が主流となり、「スナッピー」という商品を開発しました。大判おかきで人気を博した「雪の里」、今でも続いている「ホットサラダ」もその当時に生まれました。時代 の変化に合わせた米菓造りを意識し始めた頃でした。
「あられ、おかき、ひとすじに」コーポレートメッセージの確立
どんなに時代が変わっても、私たちの根幹は揺るぎません。この時期、私たちは以下の理念を掲げ、全社員で共有しました。「あられ、おかき、ひとすじに」 この言葉を指針に、日本古来の米菓文化を次世代へつなぐ覚悟が決まったのです。その後、全国菓子博覧会で数々の賞を受賞します。特に「鬼神楽」という商品は、1998年に全国菓子博にて最高峰の「名誉総裁賞」を受賞することになりました。この商品は現在でもニーズに合わせた改良を施され伝統を継承されている一品です。現在の主力商品である「ひび辛大柿」や「こざかな君」も特殊な製法を 取り込んで1990年代位から製造が始まりました。

雪の里
1980年代からの代表商品。半月型の大判形状で、国産餅米の豊かな香りとサクッとした食感が人気でした。

あまかく
醤油だれにはちみつを加えた、甘じょっぱく軽い食感が特徴です。かつてはザラメが掛かっていた時期もありました。

激辛あられ
商品名に反してそれほど辛くないという特徴があり、その絶妙な辛さと醤油だれの旨味で人気を博しました。

ホットサラダ
現在も製造を続けている、弊社を代表するロングセラー商品です。詳細は弊社ホームページをご参照ください。

沖縄社員旅行(平成7・1995年)
試練と団結:2000年代~
世代交代とリブランディング
2004年には中越大震災が発生し、大きな試練が襲いかかりました。存続すら危ぶまれる中、私たちを支えたのは「不屈の団結」でした。逆境を越えた絆こそが、今の私たちの揺るぎない誇りになりました。創業75周年を迎えた2021年、 世界はコロナ禍の中、長年勤め上げた2代目社長から3代目社長に引き継ぐタイミングになり、竹内製菓は新たな決意を胸に会社のリブランディングを決行します。
江戸時代から続く「餅の家紋」をモチーフにした新しいロゴマークに刷新。そこには、もち米菓への変わらぬこだわりと、受け継がれてきた技と心を次の時代へ繋ぐという決意が込められています。コーポレートメッセージは再考しましたが、あえて変えずに「あられ、おかき、ひとすじに」を継続していく意思を決めました。
時代に合わせて進化しながらも、職人の伝統技を守り抜く
約60年前に生まれた「極上柿の種」や「ホットサラダ」は、宣伝せずとも「美味しいから」という理由で、世代を超えて選ばれ続けてそれを今の世代にも継承しています。美味しさで選ばれる商品が顧客との信頼関係を構築してます。 コロナ前に日産自動車と共同開発に踏み込み、コロナ禍の真っ只中で販売を開始した「新型カキノタネ」はまさに開発力の賜物です。未曾有の中でも乗り越える力は、竹内製菓のブランドと他社との協力関係を更に強くさせ ています。 2022年に「おぢやおかき」を販売開始。こだわりのあられ・おかきをおぢやの名所・名産のパッケージで包み、小千谷の観光地図も掲載しました。2024年あたりからは、地元小千谷市での地盤を更に強化する為にも、地元イベントや地元企業とのコラボ商品の展開を進めていきました。あらためて弊社を培ってくれた地元小千谷に還元したいという思いを商品として表しました。

工場での朝礼の様子(2018年)

新ロゴマーク(2021)

セレクトショップ皐月堂リニューアルオープン(2021年)

おぢやおかき
創業75年を迎えた際に小千谷のお土産物として発売した一品。地元の名所を描いた包装と国産餅米おかき8種のセット。

サラダ柿の種
「米と塩を味わう。」弊社の中でも一番人気の商品です。シンプルな味付けだけに、生地のお米の風味を生かすことにこだわりました。

極上柿の種
愛され続けて60年。原料と製法にこだわった「あられ職人シリーズ」の代表商品です。国産水稲餅米のみを使用したお米の風味たっぷりの大粒柿の種。
未来への展望:2026年
〈創業80周年〉
過去への感謝を糧に、未来への夢を灯して80周年を迎えた今、私たちはこの節目を「新たな出発点」と捉えています。
変化への挑戦
培ってきた技術と知恵に、新しい感性を重ね合わせる。米菓業界も縮小する中、同業者や志を同じくする方々と手を取り合い、競争から「共創」へ。 時代とともに進化するものづくりに挑戦し続けます。
愛される会社を目指して
「つくれる会社」から「選ばれるブランド」へ。お客様 一人ひとりに寄り添い、必要とされる存在であり続けることを願っています。また、地域の皆様や、社員とそのご家族からも愛される会社を目指しています。 「あられ、おかき、ひとすじに。」 80年前、石窯の前で抱いた情熱。1970年代に誓った食文化への貢献。震災やコロナ禍で見つけた絆。もう駄目だと思う難局は今まで何度もありましたが乗り越えながらも、2021年に刷新したロゴに込めた誓い。そのすべてを糧に、これからも皆様の日常に寄り添い、未来へと続く「おいしい笑顔」を届けてまいります。
2026年 創業80周年
これまでのすべての出会いに、
心より感謝申し上げます。